Ars Electronica Festival 2017 でハナノナを展示しました We demonstrated "hananona" at Ars Electronica Festival 2017

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We demonstrated hananona (our AI flower classification system) at Ars Electronica Festival 2017 in Linz, Austria Sep. 7 – 11, 2017. Ars Electronica Festival is one of the biggest festivals of media arts. We presented hananona in the theme exhibition space of “The Practice of Art and Science”.

オーストリア・リンツで開催された (2017 年 9 月 7 〜 11 日) Ars Electronica Festival 2017ハナノナの展示を行いました。Ars Electronica Festival はメディアアートに関する世界最大規模のイベントです。Wikipediaによると…

    「アルス・エレクトロニカ(Ars Electronica)は、オーストリアのリンツで開催される芸術・先端技術・文化の祭典で、メディアアートに関する世界的なイベント。「インターナショナル・ブルックナー・フェスティバル」の一環として1979年に始まり、1986年には独立したイベントとして例年開催されるようになった。1995年までのディレクターはペーター・ヴァイベル。
    毎年のフェスティバル(展覧会、パフォーマンス公演、作品上映、シンポジウム)のほかにアルス・エレクトロニカは、メディアセンターや美術館・博物館としての機能を持つ、「アルス・エレクトロニカ・センター」(Ars Electronica Center)を1996年から運営している。また制作のためのアトリエや、芸術や技術の未来を研究する機能のある「フューチャーラブ」(Ars Electronica Futurelab)も設けている。
    1987年からは「アルス・エレクトロニカ賞」(Prix Ars Electronica)を主催し、メディアアートに革新をもたらした者を表彰している。ゴールデン・ニカ賞は「コンピューター界のオスカー」とも呼ばれ、広く知られている。日本からも審査員やアドバイザーが参加している。」

とあります。明和電機、坂本龍一・岩井俊雄、藤幡正樹など日本人で受賞された方々も少なからずいらっしゃいます。他に有名どころでは、ピーターガブリエル、Wikipedia, Creative Commons、ニールスティーブンソン(サイバーパンク作家)なども受賞しています。メディアアートにとどまらずネット時代の諸問題を視野に入れていることが伺われます。

今年は12会場!で様々な展示、パフォーマンスが同時進行で展開されました。展示総数はよくわからないのですが数百から1000くらいはあったと思います。展示期間は5日間とたっぷりありますが、それくらいあっても全部を見ることはおそらく不可能でしょう。毎年、その年のテーマが掲げられますが、今年は “AI, The other I” で、PostCityという昔の郵便の集配所を使った展示場で様々な展示が行われていました。

ハナノナもここで展示しました(The Practice of Art and Science, Ars Electronica におけるハナノナの紹介ページ)。

メディアアートの専門家も来れば、一般の市民も来るというのがこういう展示会の面白いところです。花の次は何の認識をやるのか、キノコの認識はしないのか、私のスマホの中の写真を判定してほしいとか、これを認識してみろと会場の鉢植えのひまわりを持ってきたりとか、いろんな反応が実に楽しいです。ちょっとアジア圏の見学者で流行ったのが顔占い。自分の顔写真がどんな花に分類されるか見ようと一時行列ができたほどでした。バラやヒマワリと認識された人たちは満足げに画面を写真に撮って帰って行ったのでした。

さて、PostCity会場全体(1F)の様子を感じてもらうために16秒のタイムラプス動画にまとめてみました(笑。

他の会場はどんなだったかというと、ARS ELECTRONICA Centerの地下展示場を8秒で紹介するとこんな感じです。

以上、リンツからでした。

Introduction page of hananona at Ars Electronica

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