ソフトウェアエンジニアリングシンポジウムにて共著論文が招待枠で発表されました Joint work invited for presentation at SES2024

thumb image

先日慶應大学日吉キャンパスにて開催されたソフトウェアエンジニアリングシンポジウム(SES2024)において、MSR2023で発表された共著論文、“Phylogenetic Analysis of Reticulate Software Evolution“が招待枠で国内初発表されました。ソフトウェア工学に分子系統学(生物学一分野)の手法を取り入れるという珍しいアプローチの研究です。発表後の質疑応答が座長とのやりとりに終始し時間も余るのでは、という懸念がありましたが、聴衆から想定していなかった応用を示唆していただけたりと、杞憂に終わったようです。

このシンポジウムは今回参加者が最多となったそうです。確かに生成AIに関するセッションは立ち見が出るほどの盛況ぶりでしたし、他にも海外第一線級の研究者による講演や企業からの研究発表など盛りだくさんでした。来年は早稲田大学で開催されるそうです。ソフトウェア工学に関心はあるもののこのシンポジウムは知らなかった、という方は参加・投稿を検討されてみてはいかがでしょうか。

Writer