文法を考慮したソースコード差分解析ツールDiff/AST(SES2022) Diff/AST: A Syntax-Aware Source Code Differencing Tool

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橋本政朋

IPSJ/SIGSE Software Engineering Symposium (SES2022)

ソフトウェアの開発や保守において,ソースコードがどのように変更されたのかを調べる際には,テキストとしての差分を計算するツールを用いることが一般的である.しかしながらそのようなツールは基本的に記述言語の文法を考慮せず変更を行単位で示すのみであるため,変更がある程度複雑になると結果の理解が困難となる.本稿では,ソースコードを行単位で比較するのではなくその抽象構文木をノード単位で比較することにより,ソースコード変更の詳細な分析を可能とするツール「Diff/AST」を紹介する.

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