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STAIR・PERC主催コンペティション「メテオサーチチャレンジ」開催! Meteor Search Challenge hosted by STAIR and PERC

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ステアラボと惑星探査研究センター(PERC)は共同で機械学習コンペティション「メテオサーチチャレンジ」を開催します。また、メテオサーチチャレンジのキックオフイベントをステアラボ人工知能シンポジウム2018の中で開催いたします。是非ともご参加ください。
コンペティションのデータセット、ルール等の詳細については、後日公開します。

概要
PERCでは、国際宇宙ステーション(ISS)から超高感度CMOSカラ―ハイビジョンカメラにより流星の長期連続観測を行うメテオプロジェクトを2012年から進めています。
流星はいつどこで発生するか予測できないため、これまでは撮影された動画から流星を見つけ出す作業を人手で行ってきました。しかし、流星が発光する時間は1秒にも満たないものが多く、全ての動画を人が見て流星発生を検出することは非常に大変です。下の動画が流星発生時の実際の動画です(3秒目あたりで流星が流れます)。

したがって、動画中に現れる流星を自動的に検出するアルゴリズムの開発が急務となっています。

そこで、ステアラボとPERCは、近年の動画認識研究開発の流行の向上とデータセットの貴重さを踏まえて、研究者・エンジニア・学生等の皆様に広くこの課題を挑戦していただこうと考え、機械学習コンペティション「メテオサーチチャレンジ」を開催することにいたしました。このコンペティションでは、これまでに撮影された動画データを用いて、動画中に現れる流星の検出器を作成し、その性能を競っていただきます。

賞金

  • 第1位 30万円
  • 第2位 15万円
  • 第3位 8万円

スケジュール

  • 2018年3月3日 コンペティション開始(シンポジウムにてキックオフイベント)
  • 2018年6月30日 コンペティション終了
  • 2018年7月以降 報告会開催@千葉工業大学スカイツリータウンキャンパス

メテオサーチチャレンジの難しさ

  • 真っ暗な宇宙空間の中を発光する流星は、一見すると簡単に検出できそうだと思われます。しかし、動画中には建物の光、雷、放射線によるノイズ等、様々な光が映っており、この中で流星の光を正しく検出しなければなりません。
  • 流星は高速で移動するため、動画のフレームレベルで見るとただの光る点でしかありません。従って、時間軸方向の動きを捉えるような工夫が必要になります。
  • 提供するデータセットでは、流星発生時のデータ(すなわち正例)は200個程度です。一方、流星が映っていないデータ(すなわち負例)は数千から数万程度あります。もし、ニューラルネットのような機械学習モデルを用いる場合には、正例負例の不均衡を解決しなければなりません。

以上のように、今回のコンペティションは難易度がかなり高いものとなっていると思いますが、皆様の斬新なアイディアと実装力でこの問題を解決し、流星検出の手助けをしていただけることを期待しております。

Illustration based on original photo courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

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